Outlook.com へのメールが届いたら添付ファイルを OneDrive に保存し、同時にプリンターに印刷する。 すべて自動で行う。

ポイント:

  • クラウド対応自動印刷 と Power Automate を 連携させて Outlook.com/Outlook.jp へのメールが届いたら添付ファイルを OneDrive に保存し、同時にプリンターに印刷します。
  • 上記操作をすべて自動でおこないます。 実行のトリガーは ”メールが届いたら” になります。 トリガーの遅延は Power Automate のプランにより 1分 ~ 15分 になります。
  • Power Automate のテンプレートを使い簡単な設定でメール添付ファイルの印刷を自動化できます。

設定サンプル:

  1. 事前設定としてクラウド対応自動印刷で「監視フォルダー」に 添付ファイルが保存される フォルダー "C:\Users\[ユーザ名」\OneDrive\Email attachments from Power Automate" をフルパスで設定します。
  1. 次にPower Automate で 標準で用意されている添付レートから ”Outlook.com のメールの添付ファイルを OneDrive に保存する" を選択します。
  1. Outlook.com と OneDrive への接続が確定していることを確認し、「フローの作成」ボタンをクリックします。 (必要ならアカウントを変更します。)
  1. Microsoft の クラウドで実行されるフローの概要が表示されます。
  1. 「On new email」 をクリックし、アクションの詳細を設定します。
  2. 「フォルダー」を "受信トレイ" に、「宛先」をメール受信者(自分)のアドレス に、「件名フィルター」 を "注文書" に設定します。
  1. 最後に、「Apply to each attachment on the email」をクリックして「開封済み」と「添付ファイル」を選択します。
  2. 詳細はデフォルトでいいので下端の「保存」ボタンをクリックし確定します。

以上で、 Outlook.com に 自分宛てに受信したメールで件名に"注文書"が含まれるメールの添付ファイルが自動的にOneDriveに保存され、同時にプリンターに印刷されます。

*意図したように動作しない場合は一旦「クラウド対応自動印刷」を停止状態にし、監視フォルダーにメールの添付ファイルが保存されるか目視で確認します。 メールの添付ファイルが自動的に保存されない場合はPower Automate のフローのデバッグをします。



その他に Power Automate には以下のようなテンプレートが用意されていますので簡単に自動化フローを作成することが可能です。

左の3つはファイルはOneDriveまたはGoogle ドライブのフォルダーに保存されますのでそれを「クラウド自動印刷」の監視フォルダーに設定し自動的に印刷します。

右の2つはローカルのフォルダーに保存するフローです。クラウドフローとデスクトップフローの組み合わせになります。