Power Automate Desktop を利用し、日本と東京の天気図、災害情報のWEBページを自動印刷する。

Microsoft PA4D(Power Automate Desktop) で気象庁のWebサイトを開き天気図と災害情報を含んだページをPDFでダウンロードします。
ダウンロードした PDF ファイルを 「クラウド対応自動印刷」で待ち受けてプリンターに自動的に印刷します。

サイトのURLを変更することでさまざまな応用・利用が可能です。

この例ではフローは ”(1) WEBサイト(日本天気図)をPDFで保存する” と ”(2) WEBサイト(東京天気図)をPDFで保存する” および 2つを順番に実行する ”(3) WEBサイト(日本と東京天気図)をPDFで保存する” で構成されています。

クラウド対応自動印刷は 普通にWEBのダウンロードフォルダーを監視フォルダーに設定しておくだけです。ダウンロードされたファイルは即座に印刷されます。

(1) ”WEBサイト(日本天気図)をPDFで保存する” フロー

フローの説明

  1. Microsoft Edge を起動します。(気象庁のURLを指定しています。)
  2. 起動が完了するまで3秒待機します。
  3. URL を印刷するサイトにしていします。
  4. 表示が完了するまで3秒待機します。
  5. 「印刷」のショートカットキー(Control-P)を送信します。 {P} と {}で囲みます。
  6. 表示が完了するまで3秒待機します。
  7. 「保存」ボタンにフォーカスされていますので Return キー を送ります。
  8. 表示が完了するまで3秒待機します。
  9. 「保存」ボタンにフォーカスされていますので Return キー を送ります。
  10. ダウンロードが完了するまで5秒待機します。
  11. Microsoft Edge を閉じます。
  12. 「クラウド対応自動印刷」が印刷をします。

(2) ”WEBサイト(東京天気図)をPDFで保存する” フロー

フローの説明

  1. Microsoft Edge を起動します。(東京八王子のURLを指定しています。)
  2. 起動が完了するまで3秒待機します。
  3. URL を印刷するサイト(ステップ1と同じ)にしていします。
  4. 表示が完了するまで3秒待機します。
  5. ウインドウにフォーカスします。
  6. 表示が完了するまで3秒待機します。
  7. Edge ブラウザのサイトに表示されている「印刷」のボタンをクリックします。
  8. 表示が完了するまで6秒待機します。
  9. 「保存」ボタンにフォーカスされていますので Return キー を送ります。
  10. 表示が完了するまで3秒待機します。
  11. 「保存」ボタンにフォーカスされていますので Return キー を送ります。
  12. ダウンロードが完了するまで5秒待ちます。
  13. Edge を閉じます。

(3) "WEBサイト(日本と東京天気図)をPDFで保存する" フロー

フローの説明

  1. フロー ”WEBサイト(日本天気図)をPDFで保存する” を実行します。
  2. フロー WEBサイト(東京天気図 を実行します。

「クラウド対応自動印刷」 の設定です。

  1. 「監視フォルダー」をダウンロードフォルダーに設定します。
  2. 印刷済みのPDFファイルは配下のフォルダーに移動されます。


    作成されるPDFファイルにはフォントの埋め込みがないので文字化けする場合は「印刷プログラムの設定」->PDF: で PDF ExChange Editor を指定すると良いでしょう。

毎日決まった時間に印刷を繰り返し自動実行する場合は クラウドフローから呼び出し(スケジュールトリガー)をします
スケジュールに従ったフローの実行: https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-automate/run-scheduled-tasks


* 参考: PowerShell と Chrome を利用する方法もあります。