Gmail の添付ファイルを Googleドライブに保存すると共に自動的に印刷する。（GAS を利用する場合）

Gmail を一定時間おきにチェックし添付ファイルを Googleドライブに保存すると共に自動的に印刷します。ファイルの保存と印刷をすべて自動でおこないます。

この例で使用するツールは 「GAS(Google Apps Script)」 と 「Googleドライブ」 と 「クラウド対応自動印刷」です。

次の 3 ステップでGmail の添付ファイルを Googleドライブに保存し自動的に印刷します。
(あらかじめ Google アカウントにはログインをしておきます。 また各ステップごとに動作を確認しながら進めるのが早道です。)

ステップ 1.
GASのスクリプトを使い、新着のメールで件名が "注文書" の添付ファイルをチェックし、Google ドライブの "マイドライブ\Attachments" フォルダーに保存します。

GAS(Google Apps Script) の経験がない場合は GASラボ様が作成し販売している「受信したGmailの添付ファイルをGoogleドライブへ自動保存できるツール」を利用することでコードに触れることなく(ノーコード)でGmailの添付ファイルをGoogle ドライブに保存できます。

※詳しい仕様は、ツールマニュアルをご覧ください。

Gmail添付ファイル自動保存ツールご利用マニュアル

FOLDER_ID と 件名の "注文書" を変更して利用してください。
いち度保存したメールは”既読”に設定し何度も印刷されないようにします。

const FOLDER_ID = 'xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx'; 

function fetchFile(){

  const folder = DriveApp.getFolderById(FOLDER_ID);
  const threads = GmailApp.search('is:unread subject:"注文書"');
  const messages = GmailApp.getMessagesForThreads(threads);

  for(const thread of messages){
    for(const message of thread){
      message.markRead();
      const attachments = message.getAttachments();
      for(const attachment of attachments){
        folder.createFile(attachment);
      }
    }
  }
}

ステップ ２．
GAS のトリガー の設定で一定時間間隔で添付ファイルを取得します。

1. 時間主導型
2. 分ベースのタイマー
3. 15分おき
   
   を選択します。

ステップ ３．
最後に「クラウド対応自動印刷」で Google ドライブの ”マイドライブ\Attachments” フォルダーを監視フォルダーに設定し自動印刷します。